Yokohama Citizen's Radioactivity Measuring Station

横浜市民測定所について

2011年3月に起きた、東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、横浜でもたくさんの放射能汚染が報告されました。特に食品がヨウ素、セシウムなどの放射性物質で汚染される可能性が懸念されます。この汚染された食品をとり続けると、10年、20年後に健康被害が起こりうることが、研究機関により指摘されています。特に子どもには影響が大きいと言われています。そのため汚染がどのくらいなのかを知ることが必要になりました。

国や市の検査は全ての食品を対象にしているのではなく、サンプル調査です。その検査をすり抜けた牛肉が市内で流通し、給食にも使われました(2011年)。国や市は予算の都合で全ての食品を検査することは不可能です。

福島第一の事故から5年が過ぎ、食品への不安は落ち着きを見せているかのようですが、未だに汚染は残っています。
また、すでに30年以上経過したチェルノブイリ原発事故の汚染も、未だに確認できるのが現状です。
私たちは、市民が自分たちで測りたい物を測れる場を維持して行きたいと思っています。

市民の寄付で測定器を購入し2012年3月に磯子に開所した磯子測定室は、横浜駅東口近くの鍼灸治療室パクス・テルレーナさんが測定スペースを提供してくださることになり、2016年2月に移設し、横浜測定室として測定を継続しております。
また、東林間測定室では開所当時より変わらずに活動を継続しております。

左上:パクス・テルレーナ治療室さん 受付/右上:測定器(横浜測定室)
  左下:東林間測定室(チャンプール店内)/右下:磯子測定室内(〜2016年1月)
sokuteijo

 

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