Yokohama Citizen's Radioactivity Measuring Station

検体は測定できる状態に処理して送付または持込みお願いしています。
(処理が難しい場合は、ご予約時にご相談ください。また、腐敗が心配される検体は、測定所内で処理する場合があります)

基本的な考え方

  1. ご希望に添った状態で測定(そのままで測る、食べる状態で測る、濃縮させて測る、可食部のみ測る、皮なども含めて測る、など)
  2. 泥汚れが付いている場合はよく洗い、水気を切る
  3. 下処理に使用する器具は、事前にきれいに洗う(他の食品がついた状態では正しく測定できません。まな板はプラスチックのものを使用して下さい)
放射線を検出するための理想的な状態

  • 「混ぜて均一に」
  • 「細かく隙間なく」に加えて、できることなら
  • 「乾燥して水を飛ばす」です。

より信頼性が高い測定結果を求めるには、この基本に則った処理がが大切になります。

1.検体処理

きれいに洗った包丁とまな板で、できるだけ細かく均一な状態になるように刻みます。
フードプロセッサー等を使ってもかまいません。
硬い検体は、特に細かくしないと、マリネリに詰めたときに隙間ができてしまいます。

きゅうりを包丁で刻んでいる様子
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たけのこやクッキーをフードプロセッサーで粉砕
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処理したたけのこをマリネリ容器(測定用の容器)に詰めている様子
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※各食品別の処理方法は こちら「検体処理(検体別)* 検体量の目安」 をご覧ください。

送付・持ち込みについて

下処理した検体は、ビニールやジップロックなどに入れてしっかりと密封してください(漏れ防止のため二重に)。

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下処理の不要な製品(小麦粉、お砂糖、お米、飲料など)は、流通時のパッケージ(袋やペットボトル等)のままでかまいません。

検体の発送方法
・冷蔵庫で保存が必要な食品(野菜、果物を含む)⇒クール便
・上記以外(米、麦製品など腐らないもの)⇒通常の宅急便
※輸送時に容器やパッケージが破損しないように、緩衝剤等を入れてお送りください。

持込みの場合
 持ち込み見学の際は、常温にしてお持ち込みください(検体は常温で測ります)。

2.より理想的な検体処理の例

測定精度を上げる工夫:粉砕

硬い粒状の検体は、フードミルなどで粉砕する。
(お米や豆など、粒状のままでも測定できますが、粉砕することで隙間がなく均一な状態になります)
お米をポットミルで粉砕したところ
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低い汚染濃度まで測定精度を上げて調べる工夫:濃縮・炭化・灰化

たとえば、検出下限値が5Bq/kg程度だけど1Bq/kgくらいまで調べたい!・・・
以下のように濃縮して測定し換算することで、検出下限値より低い汚染度まで知ることができます。
また、これらの処理で水分による遮蔽を減らすことも可能になります。
【液体】鍋で煮詰める。
【野菜など水分の多い検体】鍋やレンジやオーブンなどで加熱し、できるだけ水分を飛ばす。
※いずれも、処理後の状態で1L必要です。
濃縮前の汚染濃度に換算するには、濃縮率が必要となります。処理前後の重量をメモしておいてください(換算方法は次に説明します)。

えのき茸をオーブンで炭化。この後さらに粉砕します
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牛乳を濃縮乾燥して粉砕【PDF参照】
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加熱・濃縮処理した場合の測定結果の換算について

濃縮率をもとに、濃縮前の濃度に換算できます。

例えば「牛乳:処理前6,000g⇒濃縮乾燥後1,000g」6倍濃縮で測定し
セシウム合計 6 Bq/kg 検出のとき

濃縮前の状態の1Lに換算するには、検出値を濃縮率(この例では6)で割ります。
セシウム合計 6 Bq/kg 検出のとき
↓濃縮前の1Lに換算するには
= 6 Bq/kg ÷ 6
= 1 Bq/kg・・・濃縮前のセシウム濃度

 

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