Yokohama Citizen's Radioactivity Measuring Station

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対象としておりますが、会員ではない方のご登録も歓迎しています。
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いつも横浜市民測定所にご協力いただき、ありがとうございます。
今回の内容は、下記2点です。

【1】無料測定キャンペーン第2弾のお知らせ
【2】遮蔽 ~測る男 CANさん~

【1】無料測定キャンペーン第2弾のお知らせ

子どもたちが関わりそうな旬の食材、梅とじゃがいもの無料測定キャンペーンのお知らせです。
子どもがじゃがいも掘りに行って持って帰ってきたじゃがいもや、
梅ジュース作りに使いたい梅…、これは大丈夫なんだろうか、と思うことはありませんか?
測ってみたら大丈夫だった!という嬉しいお声もいただいており、
安心して美味しくいただくためにも、ぜひこの機会を使って測定していただけたらと思います。

↓↓☆詳しいお申し込み方法はこちら☆↓↓

http://www.ycrms.net/news/news11.html

会員/非会員を問わず受け付けています!

【2】遮蔽 ~測る男 CANさん~
環境放射線はご存知と思いますが、AT(※1)もバックグラウンド(環境放射線)の影響を受けます。
毎日まず、測定器に何も入れない状態でその日のバックグラウンドを測り、
CPS(※2)を分析グループへ報告しています。

依頼の品を測定していると、不等号が付いたり、
(あるはずのない)ヨウ素131が出たりと変な測定結果が出ることがあり、
その測定結果がバックグラウンドの影響を受けているのか、
受けているならどれくらい受けているのかを考慮するのに必要なためです。

このバックグラウンドの影響をできるだけ低く押さえるためには、鉛で遮蔽することが有効です。
シンチレーション部分周りの遮蔽を強化することで、より正確な数値に近づけることができます。
一足先に鉛遮蔽を導入した『東林間の測る男』CANさんからお話を聞いてきました。
CANさんは東林間測定室のある自然食品店、チャンプールの店長さんです。

東林間測定室のATは三本足を避けて規則的にびっしりと
200Kg分もの鉛ブロックが積み重ねられています。
ブロックの重さは1つで約12Kg 7000円くらいです。

美しく並べられていますが、このブロックの置き方は何度も試行錯誤したそうです。
この並べ方が一番!と決まったとき、鉛ブロックを少しカットすることが必要となりました。
金ノコでギコギコ ギコギコ 相当手強い上に、両端から切れ目を入れていったら最後が合わない!
という事態、思わずツイッターで「これは終わらないな・・」とツイートしたところ、それを目にした
お知り合いのバイク屋さんが、丸ノコを持って駆けつけてくれました!
ウィーンと一瞬で終わったそうです。

この鉛遮蔽のおかげで、東林間測定室のCPSはおよそ半分近く下がりました。
測定時間を1800秒(30分)くらいまで短縮しても、充分なデータが得られますし、
下限値もおよそ2Bq/kgくらいまで見えている感じだという事です。
(これは毎日測定しているからこそ分かる感触です。)

本来なら遮蔽が強化されたことで、測定時間の短縮に繋がるはずですが、
結果の表示から不等号が消え納得がいくまで、CANさんは長時間の測定をしています。
新聞に「測る男」と紹介されるだけのことはあります。

「上部も遮蔽したらCPSは更に下がるんだよな~」と、
何やら次の遮蔽強化の予感を感じさせた発言をされてました。

※1 AT: ATOMTEX社製AT1320A

※2 CPS: カウント パー セカンド
      一秒間に何回放射線をカウントするかという事

以上です。
今後とも、横浜市民測定所をどうぞよろしくお願いします。

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