Yokohama Citizen's Radioactivity Measuring Station

神奈川県産小麦の検体募集にご協力いただきましてありがとうございました。

以下、平成 23 年度神奈川県産の麦/麦製品の測定結果を地図に表しました。

24 年度収穫の小麦が市場に出始めるのは9月頃です。
そのため 24 年度収穫の麦/麦製品のデータ蓄積が少なく 23 年、24 年の推移を分析するには至っていません。
現時点で神奈川県の発表している麦の測定サンプルもわずかで、24 年度の県内の小麦の放射能汚染の傾向を判断することはできません。
今後、横浜市民測定所ではさらに測定を進め皆さまに公開したいと考えています。

こちらに農林水産省発表の各県における麦類の測定結果が公開されていますのでご参照ください。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/s_chosa/hinmoku_kekka.html

23 年度については当測定所の測定レポ、23 年度産小麦の放射能汚染状況の考察でリンクを紹介していますのでこちらもご一読ください。
http://www.ycrms.net/mugi.html


▼ 神奈川県が発表しているデータ


「不検出」とは、放射能濃度が定量限界値に満たない(定量できない)ことを表します。定量限界値とは、定量可能な最低濃度のことです。

※ 定量限界値 : ヨウ素 20Bq/kg、セシウム 134 20Bq/kg、セシウム 137 20Bq/kg

神奈川県 HP/県内で生産された農産物(コムギ、オオムギ)の放射能濃度 より http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160255/p365135.html

表中の「未満」は、いずれか又は両方の放射性物質濃度が当該数値で表される検出限界値に満たないことです。

神奈川県 HP/県内で生産された食品中の放射性物質の検査結果について より http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160255/p498961.html

《注意》 神奈川県発表の23年産、24年産麦の検査結果におきましてはそれぞれの表記方法に相違があります。測定結果を読む際にご考慮ください。
23 年度産秦野市小麦は不検出となっていますが、Cs-134 で 20Bq/kg 以下、Cs-137 で 20Bq/kg 以下という結果になります。


▼ 厚生労働省 HP/新たな基準値についての概要資料より

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-03-01.pdf


《注意》 製造・加工食品の経過措置の設定により、平成24年3月末までに製造、加工、輸入された食品については、暫定規制値 500Bq/kgで、賞味期限まで流通することがあります。生産年度を確認して購入することをお勧めいたします。

 

前ページへ戻る トップへ戻る